2016年GWの9泊10日北関東・東北1日1県一人旅。
背脂軍曹サン&
筋肉酒店サンと行く、5日目・5/3の秋田県、
5軒目・丸竹食堂に続いて6軒目・
名代 三角そばや 十文字本店。

創業65年、横手市の地ラーメン「十文字中華」の代表格。

「十文字中華」の歴史は、
同店のウェブサイトにも記載されているので、興味のある方はどうぞ。
中華そば 並…680円
先の丸竹食堂と比べ、この店のは焼干しがグッと前に出たシャープな味わい。
トッピングの切り方や盛り付けも規則的で、アイテム数は多いのに雑多な印象とは無縁の美しさがある。

かん水を使わない自家製細麺は手もみによりランダムにちぢれており、啜る度に異なる口当たりの変化が楽しい。
そもそも、「軽やかな魚介ダシ×しなやかな麺」という組み合わせ自体が好み。
スープの温度変化による表情の移ろいと、麺のランダムな口当たりのおかげで、最後まで食べ飽きしないのも良い。

ムッチリと繊維質が詰まった感のあるチャーシュー、程良いダシの染み加減がニクいメンマ。
加えて、スープをジュンジュンに吸った麩と、いずれの具も出しゃばらないのに、各々良い役割を演じている。
今回は2軒しか行けなかった「十文字中華」、いつかみっちりと固め撃ちしに訪れ直したい。
名代 三角そばや 十文字本店店舗情報-食べログオフィシャルサイトfacebookページ
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2016年GWの9泊10日北関東・東北1日1県一人旅。
背脂軍曹サン&
筋肉酒店サンと行く、5日目・5/3の秋田県、
4軒目・長寿軒に続いて5軒目・
丸竹食堂。

創業60年を超える、十文字中華そばの老舗。
背脂軍曹サン的には、幼い頃から食べ続けているソウルフードなのだとか。

それにしても、凄い人気。
この時点でもう14:30だってのに、駐車場パソパソ&店内も満席。

隙間のあちこちに小銭が置かれた、七福神の石像。

どう考えてもディ〇ニーの
パクリオマージュなんだが…現地の人はツッコまないの(笑)?
中華そば…450円
麩が浮いていると錯覚するほど、強烈に透明度の高いスープに驚愕!

文字通り澄み切ったスープからは、昆布を軸とした魚介ダシの滋味がじわり。
揃った麺線も麗しい自家製細ちぢれ麺は、柳腰のしなやか食感が心地良く、スープとの親和性も非常に高い。
見た目の美しさに違わぬ味わいに、世辞抜きに感動。

完全にチャーシューより存在感のある、スープヒッタヒタの麩。
口中ジュワ~ッ攻撃がたまらん!

ワカメと昆布が屹立し、更に月見まで存在するというバリエーションの豊富さ。
左端の「冷がけ」も超絶気になる!
近所に住んでたら、絶対全種制覇するやろうな~。
この後、
「道の駅十文字 まめでらが」で小休憩。



大きな背中を丸めて小銭を取り出す
軍曹タソ。
丸竹食堂店舗情報-食べログ
2016年GWの9泊10日北関東・東北1日1県一人旅。
5日目・5/3の秋田県、
3軒目・自家製麺 佐藤に続いて4軒目・
長寿軒。

本来であればココで私が所望していた、秋田県横手市の地ラーメン
「十文字中華」の店に行く予定だったのだが、「御三家」と呼ばれる店のいずれもDGRだったため、ご同行頂いた
背脂軍曹サン、
筋肉酒店サンが機転を利かせてコチラを案内してくれた次第。
こういった時、地元でしっかり食べ込んでいる方がいてくれると、本当に頼りになる。

秋田県南・湯沢市きっての人気を誇る老舗。
「油田系」だの「油膜系」だのと呼ばれるらしく、連食中にも関わらずその響きにテンションが上がるアホな私(^_^;)

ラーメン2サイズ、他はビールがあるだけという、猛烈にシンプルなメニュー構成。
ラーメン…550円
おぉぉぉぉ!確かにスープ表層がテッカテカ、ところどころで泡立つほどの油脂感。
筋肉酒店サン曰く、これでもこの日は通常より油膜薄めなのだとか。

しかし食べてみると、確かに食べやすく、鼻腔に醤油の香ばしい匂いが抜けていく、懐かしさすら覚える仕様。
半濁一歩手前ほどに強く炊き出した豚骨ベースはコクとキレが同居、食べ手を選ばぬ一杯。
エッジが立ち凛とした中細麺も、しっかりと脂を身に纏い、実に一体感がある。

この地域の特長である、スープをたっぷり吸い込んだ麩も美味。
舌を上顎で麩を潰し、スープがジュワッと出てくる感覚がたまらない。
色白のメンマも、コリコリとして美味いな~。
ココは完全ノーマークだっただけに、この店に出会えた嬉しさも一入。
いつか「油田系」の固め撃ちもしてみたいなぁ。
長寿軒店舗情報-食べログ