昨年11/1の東京遠征2日目、
3軒目・鶏そば 一瑳に続いて4軒目・
麺処 有彩。
麺処ほん田@東十条出身、2014年3月オープン。
創業より自家製麺に着手、ラーメン・つけ麺共に並から中盛への麺増量が無料なのが好印象。
魚介鶏だし塩らぁめん…700円
フレッシュな鶏感が前面に出たあっさりスープ。
ベースもしくは塩ダレが若いのか、コクにやや欠ける気がせんでもないが、旨みの力量は十分。
それ以上に、イリコや節系の鮮烈な香りが揺るぎなく屹立しており、口中から鼻腔まで伸びやかな広がりを見せる。

自家製中細麺は歯切れも良く風味も申し分なし。
個人的な好みよりはカタめだが、スープと乖離なく二人三脚で駆け抜ける。

味の組み立てもさる事ながら、白髪ネギを中央に据えて整える美麗な盛り付けも修行先譲り。
適度な噛み応えを残したチャーシューも良いよ。
この価格でこの仕事ぶりはお見事!
麺処 有彩店舗情報-RDB店主twitter
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昨年11/1の東京遠征2日目、
2軒目・柳麺 呉田に続いて3軒目・
鶏そば 一瑳。

あっさり鶏そば…750円
半濁ほどの色味をした鶏オンリーのベース。
やや複雑で奥行きを感じる塩ダレがちゃんとこなれており、旨みは鮮やかながら飲み口は非常にまろやか。

しなやかに仕上げたちょい多加水の自家製細麺が、隙間なくスープを纏って漏れなく口へ。
スープの旨みと程好い塩気、そして麺の風味のバランスが実に良く、互いに過不足は皆無。

丼の中で一際存在感を放つ肉厚の鶏チャーシュー、皮目は炙られてパリッと&身はジューシー、
これ単体で一品メニューとして勝負できるクオリティ。
細部に渡り寸分の抜かりも見られない品。
自家製麺 鶏そば 一瑳店舗情報-RDB
昨年11/1の東京遠征2日目、
1軒目・かねかつに続いて2軒目・
柳麺 呉田。
ちゃぶ屋・
MIST出身、2014年2月オープン。
前日に続いて、この日も昼間っからサーセン。

ハートランドがあったらオーダーするのが私的掟、しかも生とくりゃ悩む必要もない。
水ギョウザ…400円
外観・内装だけじゃなく、餃子の盛り方や器までセンスの良さがビシバシステム。

むっちりとした皮の美味いコトといったらもう。
酸味とコクを高次元で調和させたタレもバッチリ、そりゃビールも進むべくして進むんで。
塩らーめん…820円
豚がやや強めの豚鶏清湯で、モミジ由来と思われる薄っすらとしたトロミも。

そのスープが、たおやかに泳ぐ自家製細麺にしっかりと絡みつく。
スープ・麺ともに繊細ながら確かな旨みを有し、具の一切がなくても成立する完成度。

中盤、じわじわと溶けてきたとろろ昆布のおかげで、まろやかな旨みを増しながら、麺とスープの親和性を更に向上。
2種を添えたネギが後半で効果を発揮、終盤にかけても重さを感じず爽快に食べられる。
派手さはないが、各パーツがきちんと必然性を以って存在する、質実に美味い一杯だ。
柳麺 呉田店舗情報-RDBtwitter