小休憩してから7軒目・中華そば すずらんへ。

現地で森本聡子嬢と合流して前飲み開始。

ちょうどこの日くらいからGoogle AndroidのCM流れ始めたんだっけか?
毎回恒例、恵比寿でヱビス。

フォーカス後ろに行っちまっとるがや(-_-;)
ちなみにヱビスは1杯目だけで、あとは中々(麦)をロックで。
よだれ鶏(口水鶏)…2,000円

しっとりと舌に吸い付くような鶏肉の仕上がりもさる事ながら。
パクチーと花椒による香りの演出、食感に良いアクセントを付ける白髪ネギの存在感など、とにかく隙ナシ。
この価格でも十分お値打ちと思わせる説得力。
黒豚焼売…600円

肉味が濃ゆいのがハッキリと分かる、主役級のオーラを有した一品。
口ほどけの頃合いも良いんだが、飲み込んでしまうのが惜しいという矛盾がむしろ快感。
麻辣羊肉麺…3,000円

「冬の土鍋」という括りの限定品の一つ。
「麻辣」「羊肉」「麺」と、魅力的なワードが3つも入り、それ以外のワードが入らないという奇跡の品名。

所狭しと投入された朝天辣椒、その香りの芳しい事といったらもう。
パクチーの野趣味や花椒の刺激香も一緒に巻き込んで、前出の皿たちのおかげで多少落ち着いた食欲を強制的に振り出しに戻してリブートさせるかの如く喚起。

んで、羊肉。
野性味溢れる旨みが色気をムンムンにまき散らしながらスピアーをカマして来たかの如くの衝撃力。
それも、麻辣の均衡が整った汁気をたっぷりと湛えながら。
んもうコレだけで一品料理が成立するほどの到達点。

でもそこは「麺酒房」、一番分量が多い麺だってきっちりメーンを張れるタマなワケ。
このハードパンチャー揃いの土鍋の中で、ちゃんと小麦が香るってスゲエわ。

手作り感が否が応にも伝わる、ランダムな切り幅の自家製平打ち麺。
辛味も香気も野性味も全部携え、己の持ち味と共に口中へ鼻腔へと拡散、快感以外の何者でもないわコリャ。
もっと寒くなってからも食べたかったな、と感じたのと同時に。
真夏に汗ダラダラかきながらヱビスでグイーッ!と流し込むのも恵比寿の流儀かなとも思ったり。
今年も登場するなら再食したいけど、ココは他の未食メニューも気になりまくるから悩みが尽きん…。
中華そば すずらん
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