5/３の山形遠征最終日、福来亭 白山町店に続いて新潟県での寄り道3軒目・この日5軒目は、青島食堂 曲新町店。


燕三条系と同じく新潟県のご当地ラーメンとして知られる「生姜醤油ラーメン」の重鎮。
県内に数店舗を展開する他、都内に秋葉原店(2カ月前に訪問)を構える。


秋葉原店と同様、タッチパネル式の券売機。


直径1mほどありそうな大鍋で、たっぷりの湯で麺を茹でる…良い光景だ。

青島ラーメン…720円



濁らずともズドンとド太い豚清湯のベースを、言わずと伝わる生姜がシャキッと引き締め。
そのシャープさには醤油ダレのキレの良さも手伝っているのは明白。
オペを見てりゃ分かるが結構な量が入るが角張らず、それでいて程良いコクをプラス。
巨大な茹で釜で仕上げる中細ストレート麺も、コシ・アシ共に感じる好みのもの。


デフォでチャーシュー5枚も入るのは嬉しいし、ネギよりほうれん草が多いってのも個人的にはプラス要素。

こうやって見渡すと珍しい食材はないのだが、組み合わせとバランスで唯一無二を形成。
それが純粋に、十分すぎるほどのヒキになっている。
「近所にあったらなぁ」という思いが無意識に去来する、日常のご馳走的一杯。

これにて2泊3日の山形遠征編は終了。

青島食堂 曲新町店
店舗情報-ラーメンデータベース

5/３の山形遠征最終日、杭州飯店に続いて新潟県での寄り道2軒目・この日4軒目は、福来亭 白山町店。

燕三条系のルーツィーな店舗をハシゴ。
杭州飯店のエントリで福来亭について少し触れたが、燕市燕の福来亭は既に閉店しており、そのイズムが今はここに息吹く。

中華そば…700円



基本構成は先の杭州飯店と同様ながら、より多くの油が表層を覆い、スープは最後までアツアツ。


麺は熟成のおかげか、跳ねるような口当たりとモッチリ食感が楽しい。


チャーシューの火入れがレアなのも老舗らしからぬ試み。
瑞々しくゴリッとしたメンマも佳品の域。

甲乙つけ難いが、ワイルドで野趣味溢れる杭州飯店、洗練の福来亭といった具合に、好みで選ぶと良いのかも。
どちらも再食したいね。

福来亭 白山町店
お店オフィシャルサイト
店舗情報-食べログ