昨年12/29の帝都詣で。
としおか@早稲田で2杯食いした後、訳あって1時間半ほどカフェ行ったり書店巡りしたりして時間潰し。
その後に訪れたのが、2014年3月以来1年9か月ぶりとなる
Japanese Soba Noodles 蔦。
当然、ミシュランガイド東京2016東京での一ツ星獲得以降は初となる。

【過去エントリ】
◇
Japanese Soba Noodles 蔦@東京都豊島区巣鴨「塩そば」◆
Japanese Soba Noodles 蔦@東京都豊島区巣鴨「かけ煮干」前回と違うのは、ミシュラン星獲得以降の混沌を回避する策の
「整理券システム」。

6:50到着で14時の部…みんなどんだけ早起きなんだよ!
もちろん、これをゲットしてから
としおかでPP獲ったワケなんだが。
その後に1時間半の時間潰しを要した理由がコレ。
醤油そば…850円
醤油は今回が初オーダー。
供された瞬間に丼から漂う黒トリュフの芳香が目覚ましい程に鮮烈。

口にすると尚強く黒トリュフが口中を暴れまわり、飲み込んだ後の余韻に醤油の香りがふわりと鼻腔を抜ける。

喉越しの良さがキラリと光る自家製細麺だが、ちょっと黒トリュフと醤油の存在感の強さに埋もれ気味。
ついでに言えばベースの鶏も捉えづらく、どうも分かりやすさ重視に思えてしまう。
個人的な見解だが、もう少ししなやかで柳腰の味わいの方が「Japanese Soba Noodles」の名を冠するに適しているのでは。
ま、それでも図抜けて個性的だし、美味い事に違いはないんだが。
Japanese Soba Noodles 蔦店舗情報-RDB店主ブログ/
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昨年12/29の帝都詣で。
前エントリのつけめん並に続いて、
自家製中華そば としおかで連食。
塩ラーメン 小…800円
在りし日の
「べんてん」では未食だった本品。

さすがにこの後の予定もあるので、茹で前150gの小を選択。

が、並にすれば良かったと序盤で後悔させる程の完成度。
やさしくもどっしりと安定感のあるベースの旨みに、それを邪魔せず引き立てるカエシの絶妙な加減。
スープと息を揃え二人三脚しながら、この一杯の方向性をリードする極上のモチモチ自家製麺。

提供直前にスープ表層に回しかける香味油の芳しさも相俟って、食べ飽きなど無縁のまま怒涛の勢いで完食完飲。
同量で比べてないので公平性に欠けるが、個人的には先の
「つけめん」よりこちらに軍配を上げたい。
自家製中華そば としおか店舗情報-RDB
昨年12/29、毎年恒例の爆音夜会
「総武線バイオレンス2015」に行くため帝都詣で。
もちろんそれまでは麺を楽しむ事に。
1軒目は
自家製中華そば としおかへ。

昨年閉店した高田馬場
「べんてん」DNA店にようやく突撃。
彼の地があった神田川沿いから少々遠ざかったが、同じ早稲田界隈で開業したあたり、修行先への思い入れを感じる。
ちなみに、8:32着でPPゲット。
ビール中瓶(おつまみ付き)…550円
で、
べんてんDNAなら当然コイツで麺の出来上がりを待つのもお約束。
つけめん 並…850円
さて本品、並で修行先より100g少ない茹で前250gと一般に常識的な量で、遠征者には嬉しい仕様。
「べんてん」で食べたのが2003年の事なので直近の比較ができないのが難だが。
あの独特のぬめりにも似た滑らかさには到達していないような気が。
それでも、小麦の風味が鮮烈に弾けるツルシコ麺は他店を圧倒する佳品の域、麺だけで食べても成立するほどの力強さ。

つけ汁に小口切りのネギが大量に浮かぶのも修行先譲り、ベースの透明感はやや劣るが、その分だけ旨みは向上、豚・鶏・魚介が均等に屹立し、前時代の良さを匂わせつつも現代に通用する作り。
それでいて、あくまで麺が主役なバランスはきっちり踏襲されているのが嬉しい。
未だスープや上物の出来に目が行きがちなご時世。
麺の美味しさを伝える説得力を有する旗手の「復活」にも似た登場に、手放しの賛辞を贈りたい。
自家製中華そば としおか店舗情報-RDB