塩鮮蝦雲呑釜揚麺…980円 ※3/2(月)~13(金)の平日夜のみ、1日10食限定

※レギュラーメニューと同様に麺量が「並」「大盛」から選べて、写真は大盛。尚、味玉は永久無料券にて。

2種類の麺とワンタンと味玉で、器がミンミンにジャムっている(笑)。
それでも自重で圧される事のないハリのある麺(固いのとはまた違う)だから成せる業だね。

麺は北海道産「きたほなみ」と長野県産「ユメセイキ」の2種の内麦をブレンドして使用。
写真左の麺に見られる赤いツブツブは蝦子(海老乾燥卵)を炒って練り込んだもので、つけ汁に浸してしまうとほぼ分からないが、麺のみスッピンで手繰って噛み締めると、なるほど甲殻類特有の芳香が僅かに弾ける。
通常麺・蝦子麺のどちらも、口当たりの良さともっちりとした歯応えがたまらない。
噛めば小麦のピュアな甘さが口中に染み入り、飲めばつるりと喉越し良好。
正直、コレだけでも良いのでは、と思える出来なのだが。

岐阜県産小麦「タマイズミ」の生地を使った自家製ワンタンが、個人的にはクリーンヒット。
むっちりとつゆ気のある生地肌と食感、かなりしっかりと鼻腔へ抜ける小麦の香り。
羽根の部分のビロビロとした口当たりも楽しいし、粗めに刻んで海老の存在感を前に出した餡も良い。

立体的とか重層感とか、そういうのとは場所が遠いが、奇を衒わずベーシックな旨みで構成されたつけ汁。
所謂つけ汁のイメージよりは、中華屋のスープの現代版といった趣で、外連味がなく親しみやすい味わい。
強度的には比較的薄味に仕上げてあり、麺の旨みを邪魔せず、そっと支えるような格好だ。
凡そ誰もが慣れ親しんだであろう味を軸に、各要素の持ち味を洗練して再結集させた一杯。
個人的には「つけワンタン」を初体験できたのも嬉しい。
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