中野駅を出て南へ。

「さいころ」へ来たワケではなく、昼下がりなので当然「Barrio Nibo」でもない。

この日のお目当ては、2FのRAMEN BURGER TOKYO。
日系アメリカ人のKeizo Shimamoto氏が手掛ける"RAMEN BURGER"を地雷源の鯉谷氏が招聘、そのフラッグシップ店である「肉煮干中華そば さいころ」の2階に5/3オープンしたというワケ。
ドクターペッパー…200円

ラーメンバーガーが出来上がるまで、コイツでChill。
ザ・オリジナルバーガー…780円

バンズには地雷源謹製の自家製麺を使用、それもラーメンバーガー専用に開発した新作麺との事。
セルクルに入れて焼いて成型しているようだが、元々麺にちぢれが入っているおかげで麺同士にすき間ができ、バンズ状でもフワッとした食感に仕上がっている。

そのバンズからややはみ出す格好のパティは、漂う香気で牛オンリーだと一発で分かる潔さ。
肉感が残る挽き方で厚みもあり、マッチョな食べ応えが肉好きにも訴求する事請け合い。
やはりバーガーというからには、血湧き肉躍るパティあってこそ、こうでなくっちゃね。
特製ソースがまたユニークで、スパイス感と酸味を支える土台は明らかに醤油。パティ本体はがっつりバーガーのそれなのに、麺と共に咀嚼すると醤油ラーメンのあの感じ(説明しにくいw)や風景が口中にブワッと広がる。これは不思議な感覚だわ~。
また、挟む野菜はネギとルッコラ。輪切りのネギは醤油の香味と相俟って、よりラーメンっぽさを演出してくれるし、バンズがパンではないので、水気が多いレタスを外したのは正解だろう。
ルッコラ特有の軽やかな青々しさが、重厚な旨みの構成に爽快感を差し込んでいて、なかなかの名脇役ぶり。
コレ、なかなかどうして、しっかりラーメンしてるし、ちゃんとバーガーもしてるぞ。
よほど偏屈な旧態依然懐古主義者相手でもない限り、ラーメン好きにもきっちり訴求する逸品。
先月のBarrio Niboから立て続けにオープンして、この完成度。
地雷源グループが持つ、湧き上がる創造力の底が見えない。
RAMEN BURGER TOKYO
東京都中野区中野2-28-8 2階
営業時間/11:00~21:00
定休日/無休
TEL/03-6304-8902
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