
今年10月いっぱいで現店舗での営業を終了、年内に都内へ移転との事。
北側の席を撮ったけど、我々が座ったのは南側。

まずは2人ともビールから。

母親とバスで出かけるなんて、ウン十年ぶり。
だからこそ、代行気にせずに飲めるんだけどね。
尚、各料理名は正式なものではなく、店主の解説から掻い摘んだものなのでご了承を。
淡路産の鱧 トマトのジュレがけ

料理屋だと梅肉を添える事が多い鱧、トマトの酸味がほのかに乗ったジュレとの相性も勿論バッチリ。
身はパサつかず、骨も当たらず、ふわふわとした食感と淡泊な旨みを存分に堪能。
カラスミを和えた原木椎茸とビーフン

身が厚く瑞々しい椎茸、カラスミと和える事で味が引き締まり、一皿の主役を張るに相応しい力強さに。
それをビーフンの軽快な食感と合わせてサクサク食べ進めると、味わいが小刻みに拡散して楽しい。
ここいらで白ワインに変更。

親子共々飲むので、ボトルで。
敦賀湾の鯵 シェリービネガーの燻製マリネ 2種のハーブ添え

鯵の身が持つ王道的な旨みは熟れてしっかり増幅、さらに薫香を纏って艶っぽさが出たところへ。
ハーブと共に頬張ると、清々しさと逞しさが同時に鼻腔を駆け抜ける。
いつまでも余韻に浸っていたくなる、極上の香りを体現した一皿。
かんずりのチョリソー じゃがいものソース

唐辛子を直接用いず、かんずりでチョリソーを自家製したというのがミソ。
辛みだけでなく甘みや酸味が複雑に絡み合い、素朴な肉味を華やかなものに。
トロリと滑らかなソースが与えるまろやかさも又、味全体に広がりを付与。
続きは後編にて。
Restaurant Satoshi.F
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