今回は番外編という事で、お題目は北海道河西郡芽室町「大野ファーム」が生産する「未来とかち牛」。
先にその詳細を記します。
日程:2021年7月24日(土)&25日(日)の2日間
場所:麺屋 さくら(愛知県半田市出口町1-45-16)
⇒麺屋 さくら twitter
⇒麺屋 さくら instagram
【コラボメニュー】
◆未来とかち牛つけ麺…2,500円(税込み)
◆名古屋コーチンの卵雑炊…350円(税込み)
◆未来とかち牛入りスペシャル雑炊(数量限定品)…1,000円(税込み)
※上記2日間はレギュラーメニューの提供ナシ、上記3品のみでの営業となります。
上記2日間の整理券を7/17(土)&18(日)の営業終了後に配布します。
1枚1,000円のデポジット制で、お1人様2枚までと致します。
詳しくは麺屋さくらのアカウントをチェックして下さい。
次に、これまで「麺」を主役にしたお題目しか取り扱ってこなかった当プロジェクトが、初めて「肉」を取り扱う事になった経緯を記します。
きっかけは、私のバンド時代(まだ引退はしてませんがw)の後輩であるkiddのギタリスト・平井聡士君のinstagramでした。
⇒平井聡士 instagram
⇒youtubeチャンネル「money money money」
そのストーリーズで、今年4月某日に「後輩の匠吾がオーガニックビーフの取り扱いを始めるそうなので、全力で応援したい」との旨の発信がありました。
最愛の後輩である聡士君がここまで言ってるんだから、私にも何か応援できる事はないか?
そう考え、ソッコーで聡士君と麺屋さくら・川内店主にそれぞれ並行して連絡を取りました。
その間の調整については端折りますが、双方に快諾を頂き、今回のコラボが実現に至りました。
今回の主役・匠吾君は、三重県津市にある明治45年創業の老舗精肉店「伊勢屋」の4代目です。
ウェブサイトをご覧頂ければお分かりかと思いますが、松阪牛を主軸とした、いかにも三重県の肉屋!といったラインナップを精肉・販売しています。
そんな彼が、先代の事業方針とは関係なく自分の意思で「真の安心・安全な肉を取り扱いたい」と、今年に入り先述の「未来とかち牛」の販売を開始したという訳です。
尚、下記のウェブサイトで購入可能ですので、ぜひ一度お買い求め下さい。
⇒伊勢屋 BASIC LINE
私の普段の発信がラーメンを主軸としたものなので、上記の経緯が腹落ちしない方も多いかと思います。
ただ、私の発信の真意は「選ばされる者にならないための生存術」であり、ラーメンについて発信する時も必ずどこかにそれを忍ばせています。
単なる食レポだと捉えている方には、少々驚きかも知れません。
私をフォローして下さっている方は、今後改めてそういった見方をして頂けますと幸甚です。
さて話を肉に戻しますが、世の中にはヤバい(様々な意味を含みます)食べ物が溢れかえっており、その中でも「肉」は他の食材と比べてヤバさがトップクラスに位置します。
赤色3号が堂々と使用された着色肉、食用油を注入したインジェクションビーフ、食用接着剤で固めた成形肉、食用漂白剤でくすんだ色をキレイにした臓物系などなど、食材になってからでもザっとこんな感じ、廃棄行きになるべき肉を何とか商品にするため、ありとあらゆる加工が施された物が、激安焼肉店を中心に流通しています。
また、畜産段階での闇については、映画「フード・インク」をご覧頂くのが最も手っ取り早いかと思います。
Amazonプライムでも観る事ができますので、ご参考まで。
長くなりましたが、私が外食で肉を食べる時は、必ず信頼のおける飲食店を選びます。
上記の危険を避けるためというのが当初の目的でしたが、真っ当な育て方をした牛は純粋に美味しい!という意味でも、これを選ぶ価値が大いにあります。
信頼のおける店の1つ・ファンボギで定期的に食べる、岐阜県下呂市・熊崎光夫氏の肉は正に格別。
その熊崎氏が自身の農法について語るロングインタビューも、お時間があればご一読下さい。
⇒「俺たち人間は退化しとる」飛騨のウシ飼いが語る”土と内臓”の話
真っ当な育て方を経た牛ならではの美味しさを、同じラーメンファンにも味わって欲しい。
そして、普段の食生活にもそんな牛肉を選ぶ機会を、少しでも増やして欲しい。
そんな思いから、今回のコラボを思いつきました。
このコラボメニューを召し上がる方の中から、少しでも多くの方が「未来とかち牛」のファンになってくれる事を心から願っています。

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